ふくあふ

福岡市にてアフィリエイト専業で生計を立てているブロガーがSEO対策やアフィリエイトに関して発信するブログ

専業アフィリエイターがバイトを雇用して感じた事

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これまでの5年間は一人でアフィリエイト業を営んでいましたが、2020年秋に初めてアルバイト従業員の方1名を雇用してから感じた事などを記録用に残しておきます。

 

アルバイト雇用は準備も大変だった

2020年6月頃からアルバイト雇用について検討を開始し、8月に現在働いてもらっている方に打診しました。

雇用までの経緯については別記事にてまとめています。

afiliate-fukuoka.hatenablog.com

2020年8月に雇用したい方へ簡単に口頭で労働条件を伝えて仮承諾をもらってからが、かなり大変でした。初めての雇用なので分からないことだらけで労働局や商工会議所に出向いて専門家の方や窓口の方に相談に乗って頂きながら、必要な手続きや契約書、就業規則の作成など全て自分で行いました。

並行してアルバイト従業員の方の業務スペース構築も行っています。

私の職場は自宅兼事務所(聞こえはいいですが、一人で住むにはやや広めのリビングがある賃貸物件を借りてリビングをオフィスとして使用しているだけです)なので、リビングにもう1台机と椅子などを用意しました。アフィリエイト業で必須のPCやモニタはサブがあったので流用できましたが細々とした事務用品の出費が嵩んだのは想定外でしたね。

アルバイト開始の1週間前からは実際にどのような業務に携わってもらうかぼんやりと考えていた内容を具体的な仕事内容に割り振っていく作業や作業スケジュールの作成に取り掛かりました。初日にオリエンテーション、二日目に今後メインでお願いする業務の講習を予定し、そこからは随時作業を割り振っていく形で進めています。

専業アフィリエイターがアルバイトの方に依頼している仕事

専業アフィリエイターがパートタイムでWEBライターを雇用していたりライティング業を業務委託しているというのはアフィリエイト業の収入が多い方から時折聞く話ですが、私の場合は若干異なっています。

【アルバイトの方に依頼している主な仕事】

  • レビュー品を記事にするための素材作り
  • Youtubeに投稿する動画の作成
  • 取材にカメラマンとして同行
  • Excelでの資料作成
  • 市場調査

ライターというよりもクリエイターとしての仕事をメインでお願いしています。特に私がやると時間効率や質が劣る業務はどんどんお願いするようにしました。もちろん元々私がやっていて手順を教えれば私でなくともこなせる業務も一部お願いしています。

プロのライターではなくアルバイトとして雇用するレベルのWEBライティング業務であれば、雇用して毎回事務所に来てもらわず、クラウドソーシングや業務委託といった形で十分だと思います。

 

アルバイトの方に来てもらうようになって良かった点

現在来て頂いているアルバイトの方は2020年9月からなので、この記事を書いていいる時点で半年が経過しました。半年経過時点でアルバイトの方を雇用してよかったと感じている点をまとめると

  • 仕事をする時間が増えた
  • 実際に広告報酬も増え始めた
  • 責任感が向上した
  • 将来性のある業務をこなせるようになった
  • 仕事中の話し相手が出来た
  • イデアの幅が広がった

アルバイトの方を雇用して、すぐ感じたのが仕事をしている時間が増えた事でした。サラリーマンだった頃と比べると労働時間が少なかったのですが、だいぶ追い付いてきました。アルバイト雇用前と雇用後の半年間を比較すると平均で月24時間多く働いています。アフィリエイト業の特長として働けば働くほど時給制で収入が増えていくわけでもなく、1ヵ月休んでもすぐに収入は減らないし1か月間がむしゃらに働いても翌月、翌々月の収入がすぐに増えるわけでもない特殊な業界です。ただし、正しい努力と時間のかけ方はいずれ広告報酬に反映されるので、結果的に収入も若干増えました。

アルバイトの方を雇用するようになって、一部の業務を任せることができるようになったので、新規広告主の開拓やライバルサイトとの差別化など将来性のある業務をこなせるようになったのも大きなメリットでした。

他には仕事中はこれまで一人で黙々と作業して、ごくまれに広告主や代理店の方と話す程度だったのですが、アルバイトの方に来ていただけるようになってからは、近くに座っているので雑談や会話の中で業務に関するアイデアが湧いてきたり、気分転換になっています。

アルバイトの方に来てもらうようになって気になった点

  • 最初は想定よりストレスが強かった
  • 拘束時間が増えた
  • 効率が大きく改善したわけではない
  • いつまで働いてもらえるか不安
  • どこまで求めるべきか分からない

私が雇用主で相手は雇用される側という立場で一緒に仕事をするので、別にストレスは感じないかなと雇用前は予想していたのですが、最初の1か月くらいは、かなりストレスを感じました。長年ひとりだったので締め切りがある業務や人と会う打ち合わせなどがない限り、自分のタイミングで仕事を始めて、自分のタイミングで仕事を切り上げていました。それが決められた曜日に決められた時間働くというのが思いのほか疲労感とストレスが強かったです。途中から慣れ始めてほどよい緊張感で規則正しい生活ができるようになったので、以前がルーズすぎただけなのかもしれません。

アルバイトの雇用を決めた目的の一つに効率化がありましたが、想定よりも効率自体は改善していません。アルバイトの方+私の2名になったことで、こなせる作業量自体は大きく増えましたが、効率化に関してはまだまだです。

短時間労働のアルバイト契約という不安定な雇用契約を結んでいるので、いつまで働いてくれるのか不安があります。かといって待遇を良くすると収益が悪化してしまうので、簡単には出来ませんし、フルタイムで1人雇用するほどの売上はまだありません。

今アルバイトできてもらっている方は、早朝と夜に別の仕事をしているフリーターの方で、私の仕事を辞めても経済的に非常に厳しくなるというわけではないと思います。

単純な給与アップや、より長時間の雇用はすぐには難しいので働き甲斐や働きやすさを感じてもらえるように努力していきます。

反対に、雇用してお金を支払う側としては、能力を十分に発揮して売り上げに貢献してほしいという気持ちも強いので、どこまで要求すべきなのかも悩みのタネです。今雇用しているアルバイトの方は瞬発的なアイデアや発想力を言葉にする力は私と同じで高くない(遠慮しているだけかもしれませんが)ようで、そのあたりに物足りなさは感じますが、仕事をまかせて、数時間後に成果物をチェックしてみると予想より完成度が高い事が多いので、全体的な評価としてはかなり満足しています。

恐らくIndeedなどで同じ条件で求人を募集して、同等以上の方が来るのは非常に確率が低いだろうなぁという事を考えると、今来てもらっている方を大切にしたいという気持ちです。どんどんグチというか悩みを書き連ねているだけになってきたので、そろそろ切り上げますが、専業アフィリエイターが初めてアルバイトを雇うのは結構大変だけれども、一人でこなすのはいずれ限界が来るので是非売り上げが伸びている方の参考になればと思って書いてみました。

 

 

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