2020年1月中旬Googleコアアップデートからのサイト立て直し
2020年1月中旬に実施されたGoogleのコアアプデートで所有しているサイトの検索順位が下がってから巻き返すまでの記録を参考までに公開します。
- 今回記事で取り上げるサイトの情報
- コアアップデート前までとアプデ後の検索流入数
- 2020年1月のGoogleコアアップデート後に行ったSEO対策
- 検索流入数の復活
- 2020年1月中旬Googleコアアップデートからのサイト立て直しを振り返って
今回記事で取り上げるサイトの情報
- 物販アフィリエイトサイト
- 開設は2015年
- 記事数300程度
- 月の確定報酬額は12-40万円
- 繁忙期は3,4,6,7,12,1月
- これまでコアアップデートで大きく影響を受けたことはなかった
コアアップデート前までとアプデ後の検索流入数
2019年10月に消費税が増税され一時的に売り上げが落ちていたので2019年の10月~12月はサイトの更新に注力していました。その成果もあってじりじりと検索流入数が増えていたのですが
もろにコアアップデートの影響を受けてしまい、収益を上げている複数のキーワードで検索順位が下がってしまいました。下がり具合は1ページ内に収まる程度でしたが、購買意欲の高いキーワードで検索順位が少しでも落ちると月の収益に影響が出てしまうのでしんどかったですね。
不幸中の幸いだったのが繁忙期が終了した直後にコアアップデートが入った点ですね。
コアアップデートの反映が終わった後も2019年秋から記事の投入やテコ入れを行ってきた成果が検索流入数に反映されず、しんどい時期でした。
2020年1月のGoogleコアアップデート後に行ったSEO対策
プロフィールとABOUTページの充実
プロフィールとABOUTページ自体は元々一つのページにまとめて表示していたのですが、別々のページに分けて内容も充実しました。
サイト運営者の経歴や実績などは「イタい自分語り」かなと控えていましたが、EATの観点から詳しく記載するように方針を転換しました。
専門性よりも分かりやすさを重視
アフィリエイトで記事を書き続けていると、取り扱うジャンルの知識も日に日に増えていき、ついつい知識をひけらかす感じの文章や記事構成になりがちだったので、初心者目線で分かりやすく書くよう心掛けるようにしました。
キーワードによっては検索流入者の知識レベルが幅広い場合もあるので、ターゲットがしぼれない記事は、それぞれのレベルに応じた記事を別途用意し、内部リンクを貼ることで直帰率を下げる取り組みも実施しています。
収益の邪魔になる案件も網羅性の観点から追加
例えば似たような案件があった場合、CVRや確定率が高い案件をサイトで押すことになります。CVRや確定率が低い案件にユーザーを流すと、その分サイトの収益が減るので条件と結果が悪い案件は極力掲載しないようにしていました。
ただ今回私のサイトの代わりにランキングが上昇したライバルサイトを分析すると私のサイトより1ジャンルの中で多くの案件を紹介していたので、網羅性の観点から最低限記事を入れておくように方針を転換しました。
YMYLに近いジャンルの記事をサイトから削除
雑記サイトとまではいきませんが、複数ジャンルを取り扱っているサイトだったので、あまり収益に貢献しておらず伸びしろもなく今後も注力する予定がないジャンルで、かつYMYLに関係してきそうなジャンルの記事を20-30記事ほど削除またはno indexにしました。
収益が上がっていて今後も注力するジャンルに関しても、過去の記事を精査し、検索流入数が非常に少ない記事は削除・noindex・テコ入れ・記事の併合のいずれかを行いました。
検索流入数の復活
記載した内容の施策やこまごまとしたユーザビリティの改良をアップデート後に継続したところ
なんとかコアアップデート前の検索流入数まで回復することが出来ました。以前から仕込んでいた記事が評価された点や検索ボリュームが増えたことも、もちろん影響していますが、その反面陳腐化して、検索ボリュームが減っていくキーワードや記事もあるので、どっこいどっこいで今回の復活にはそこまで影響していません。
それよりもコアアップデートでランキングが落ちたキーワード順位の一部が回復したり、2020年1月のコアアップデートより以前にライバルサイトに1位を奪取されてしまったキーワードで1位に返り咲く事が出来た点が検索流入数の回復に貢献している状況です。
2020年1月中旬Googleコアアップデートからのサイト立て直しを振り返って
今回紹介した取り組みは特別な内容ではなく普段から情報収集をされている方なら既に知っている知識だと思います。但し今回行った取り組みはGoogleからの評価に繋がらないかもしれないけど、やってもマイナスになる事はないホワイトな取り組みでしょうから、数千項目以上あると言われているGoogleのサイト評価基準と照らし合わせ際にごくわずかに加点された可能性は十分あると考えています。
これまでコアアップデートでマイナスの影響を受けることは少なかったので、サイトを見直す良いきっかけと作業をこなすモチベーションにはなりました。
再度コアアップデートでマイナスの影響を受けたいとは決して思いませんし、1月中旬にリアルタイムで検索流入数が落ち込んでいた時は「勘弁して~!」と嘆いていたのも事実です。所有する別のサイトでもアップデートの影響で検索流入数が20%ほど下がったサイトがあり、そちらは再度注力する気もなかったので、さじをなげて放置しています。
2020年1月中旬のコアアップデートで検索流入数が落ち込んだサイト運営者のモチベーションアップに繋がれば幸いです。