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A8フェスティバル(東京・大阪・福岡)の回り方

A8フェスの回り方

アフィリエイトASP最大手のA8が年3回(東京・大阪・福岡)主催するA8フェスティバルの回り方について昨年全ての回に参加したA8フェスマスターが徹底解説します。

更新日:2022年9月14日 作成日2020年1月25日

記事TOP画像利用元:https://a8festival.com/

A8フェスティバルとは

A8フェスとは、日本の最大手アフィリエイト広告代理店A8が大規模イベント会場を貸し切って行う広告主とアフィリエイターの交流を深める催しです。

a8festival.com詳しくは公式サイトを確認してください。

誰が参加するの

アフィリエイトを始めたばかりの方はもちろん、月数十万円~数百万円を超える専業や法人のアフィリエイターも来場します。広告主のブース数もすごいですが、なによりアフィリエイターの参加人数に驚きます。こんなにアフィリエイターっているんだなぁって参加するたびに私も毎回ビックリさせられます。

参加する目的

参加する目的は各々ですが、ある程度パターンがあります。

無料サンプルがほしい

駆け出しのアフィリエイターさんに多いのですが無料サンプルをGETして回ろうと考えていませんか?私が、まだ月数万円しか成果が上がっていないときにA8フェスに初めて行ったときは使いもしないし、取り組もうと思ってもないサンプルを片っ端からもらいまくって喜んでました。中には数千円程度の商品を数量限定で配布する広告主もいて、開場とともに人が殺到したり長蛇の列が出来るケースもあります。抽選を行っている広告主もチラホラいて私は過去に5万円相当の商品を頂いたことがあります。

近年はメルカリ等で手軽に個人間売買が出来るようになったことで、サンプル品の転売が問題となり、以前と比べてサンプル品の配布は全体的に渋くなっています。

ちなみにある程度稼いでいるアフィリエイターは無料サンプルに興味がありません。理由はのちほど。

新しい案件を開拓したい

ここから一気にまともな目的になっていきます。今まで取り組んでいなかったジャンルや同じジャンルの別広告主などを短時間に複数開拓することが出来るのがA8フェスの参加メリットです。

アフィリエイトを始められたばかりの方を連れてA8フェスを訪れた際に、その方が

「まだアフィリエイトを始めたばかりだし実績がないからアピールできない…実績がないから相手にしてもらえないんじゃないか…」と引っ込み思案になっていたので

私はその方に伝えたのが、

「広告主がA8フェスに出店する理由はいくつかあって、そのうちの一つが新しいアフィリエイターさんに自社の案件を扱ってもらう事だから気にせずどんどんブースに行こう!」

上のセリフはその方を勇気づけるためにかけた言葉ですが、本当の事です。既に成果をある程度上げているアフィリエイターの方と広告主は雑談をするくらいで、広告主は既に自社から成果を上げている人と会いたいわけではありません。もちろん競合他社案件を宣伝している有力アフィリエイターを見つけたら自社案件にも注力してもらえるようアプローチがあるはずです。

確定報酬ベースで月100万円以上を1社の広告主から得るようなスーパーアフィリエイターはA8フェスではなく個別で既に何度も打ち合わせしているはずです。

真剣にその広告主さんに興味があって注力したいことをアピールすれば、実績がなくとも充分担当者の印象に残ると思います。

ちょっと難しいケースとして、広告主とA8の間に更に代理店が入っている場合ですね。実績を伸ばしていく中で広告主さんとコミュニケーションが取りにくい事が多いので、個人的にはあまり好きではありません。

フェス専用の特単がほしい

A8フェスで広告主のブースを訪問しバーコードリーダーにタッチすると、期間限定の特別単価(特単)が自動で付与される広告主も結構あります。特単は実績がないと基本的に出ないのでアフィリエイト初心者が簡単に特単を得られる機会はそうそうありません。初心者が自発的に行動して特単が貰える方法は、ほかですと広告主のセミナーに行くくらいしかないので、かなり有難いです。

広告主の担当者と親しくなりたい

既に取り組んでいる広告主が出展している場合はラッキーです。まだ顔見知りでないならば成果額に関わらず、是非広告主の担当者と仲良くなりましょう。有益な情報や特別単価・本製品の提供など顔を合わせることで多くの恩恵を受けることが可能になります。

既に顔見知りで時々メールやチャットワークでやり取りをしている場合でも、担当者の勤務地とアフィリエイターの住んでいる場所が物理的に離れていると中々会えないものです。私は福岡に住んでいるのでA8フェスに参加することで東京本社にて普段勤務されている先方の広告主担当者と軽く打ち合わせしたり、雑談をしています。1件の広告主と会うために旅費をかけるのは、よっぽどその広告主から売り上げを上げていないかぎり金銭的な負担が大きいですが、複数の広告主と会ったりA8フェスという大きなイベントの中に組み込んでしまえばハードルはだいぶ下がります。

A8の社員さんと親しくなりたい

ある程度アフィリエイトの収益が上がってくると、広告主だけでなく、仲介してくれるA8の社員さんたちとも仲良くなりたいなぁと思い始めますよね。リスティングを回していて売り上げ(利益ではない)が大きかったり、専業で月確定100万円を超えるようなスーパーアフィリエイターだとA8の個別担当者がついたりするんでしょうが、そうでない方にとってはA8社員の方と面識を持てるのは中々難しいと思います。

私の場合、とある広告主の案件で毎月順調に売り上げを伸ばしてその広告主から確定報酬月20万円を超えそうになったあたりで、広告主からの提案をA8の社員の方がメールで伝えてきた事がきっかけで、その方とやり取りをするようになりました。収益が上がるほどA8の方からアプローチが来やすくなります。

ちなみにA8からアフィリエイト報酬を月50万円もらっているAさんとBさんがいたとします。Aさんは少ない案件(45+5)で得ていて、Bさんはより多くの広告主(10+10+10+10+10)から同額を得ている場合はBさんの方が担当が付きやすくなるそうです。

こちらに興味を持っているA8フェス出展広告主と違い、1アフィリエイターがA8社員の方と親しくなるのは、結構ハードルが高いようです。

A8フェスの回り方

2019大阪A8フェスティバル参加証

2019年は全てのA8フェスに参加し、2020年も引き続きコンプ予定の私がA8フェスの回り方のコツを伝授します。上の写真は2019年の大阪開催の時に記念に取った写真ですね。パスポートのひも部分はA8のランクで色分け(ランクと同じ色ではない)されています。私はブラックなので紐の色がイエローでした。

コツを一言でいうと

事前準備が大切

これに尽きます。

なので事前準備の内容を中心に解説していきます。

名刺を作る

実績がなくても副業でもアフィリエイト用の名刺を作ってください。名刺は野暮ったくならないように、ネットの名刺業者に依頼しましょう。デザインなどもテンプレから自由に色々選べますがシンプルなデザインでよいと思います。デザインのプロでない限り、素人がいじればいじるほどダサくなるので注意です。1週間もすれば手元に送られてきます。1-2日では届かない可能性があるので早めに準備しておきましょう。

名刺にはニックネームではなくて本名で住所も電話番号もメールアドレスもちゃんと書いてください。チャットワークのIDもあったほうがいいです。

よく個人情報が~と心配される方がいらっしゃいますが、アフィリエイター(個人)よりも法人(広告主)の方がセキュリティはしっかりしていますし、倫理観も高いです。個人情報漏洩や悪用が明るみになったら信用を失って経営が危ぶまれますからね。

ちなみにアフィリエイターに渡す名刺と広告主やASPに渡す名刺を分けているアフィリエイターの方(女性に多いです)もいます。広告主やASPに渡す名刺には個人情報をしっかり書いて、アフィリエイター用の名刺にはニックネームだったり、住所や電話番号は乗せないように警戒しているようです。

なぜ名刺が必要かというと広告主に信頼してもらうのと今後の関係性を構築するためです。どこの誰だか分からないアフィリエイターよりしっかり自己紹介をしてくれたアフィリエイターの方が少しは信用度が増しますよね。

広告主のブースに行って少し話をした後、「名刺交換させて頂けませんか」とお願いすれば、ほぼ対応してくれます。会話次第では広告主側から先に名刺交換をお願いしてくる場合もあります。

名刺交換と少しの会話能力があれば、最低限の信用は得られます。信用があれば全員に配っているサンプルではなくて個別で本製品を貰えたり、後日名刺に記載した住所に本製品を送ってもらえるようにお願いできたりもします。

ここ1-2年でメルカリなどのネットフリマが普及したので広告主も以前のように大盤振る舞いはせず、転売を警戒するようになりました。「レビューする、案件に取り組む」など嘘をついて転売した場合、詐欺になるのでそのようなことは止めましょう。製品のシリアル番号等で簡単に特定されます。

出展広告主を分析してリスト化する

A8フェスの当日までに出展広告主の分析を済ませておきます。例えばサンプル目的ならサンプルが貰える広告主をリストアップしておけば、当日スムーズに回ることが出来ます。

A8ランクがゴールド以上の方は出展広告主案件のEPCと確定率をチェックして下さい。私は毎回全ての出店広告主のEPCと確定率をチェックして、ジャンルごとに平均を下回る広告主はよっぽど興味がない限り、訪問するリストから外します

訪問したいリストを作っておいて、当日はブース訪問が終わったらリストにチェックを入れることで、どこを回って後はどこに行くべきかが分かるので楽です。

実績や話したい(聞きたい)内容をまとめておく

既にアフィリエイトの実績があるならば、どのようなジャンルでいくら稼いでいるのか、アフィリエイトサイトの月間PVはいくらかなどを整理しておくと、当日スムーズにアピールできます。

アフィリエイトの実績がなくても「普段●●という仕事や趣味をしていて△△のスキルには自信がある」という風になにかしらアピールできることがあるはずです。

実績以外にも話したい内容や聞きたい内容を事前にまとめておくことで、「聞くの忘れてた!」なんてことが起こりにくくなります。

ブラック以上だと〇〇祭のお誘いがある

A8のランクがブラック以上だとA8フェスに絡んだイベントに招待されます。内容を書いてよいのか不明なので控えますが特別な特典があるということですね。ブラック以上だとフェス中も専用の休憩室が用意されているなど優遇されているのでブラックを目指す励みになります!ちなみにブラックになるには3か月の確定報酬が50万円以上なので、1か月あたり16.6万円ですね。ブラックぎりぎりのアフィリエイト収入だと大卒の初任給より収入が低いので専業で生活するのは実家暮らしなどで固定費を抑えないと中々難しいです。

当日

始めて参加する方は、アフィリエイターの多さにビックリされるでしょう。でも大丈夫事前準備さえしておけばテキパキと目的を遂行出来ます。ちなみにサンプルや来場特典は数に限りがあるので極力早く入場してください。

広告主担当者の反応を見る

事前のリストアップでよさげに見えた広告主でもブースに訪問して担当者と話してみると微妙だなと思うことがあります。対応が雑だったり、変にこちらを持ち上げてきたり、製品のお決まり宣伝文句を喋っているだけの担当者だと取り組んでみたい案件リストから外します。結局アフィリエイトでも収益が上がってくると担当者やASPとのコミュニケーション回数が増えてくる(しがらみが面倒なのであえてコミュニケーションをとらずに稼ぐアフィリエイターもいます)のでしょっぱなから違和感を感じる広告主の案件は私の場合注力しません。

後日

名刺交換を行った広告主の担当者には、興味があってもなくても必ず、名刺交換の御礼をメールで伝えます。広告主側は1日で数十人も名刺交換をしていて私の事を忘れている可能性が高いので、フェスで話した内容や改めてざっくり自己紹介も加えます、注力しようと考えている場合は具体的な取り組みなども書いてメールを送信するようにしています。

この後日のあいさつが結構大切です。改めて思い出してもらうと共に、そのメールへの返信は社交辞令の挨拶が帰ってきておしまいという事も多々ありますが、今後何かあったときに連絡しやすくなります。

まとめ

A8フェスに参加する目的を実行するためには事前準備が大切という内容でした。

年に3回しかA8フェスはありませんし、遠方から来られる方も多いでしょうから、サンプルを貰って回るだけではなく、しっかり成果を残してアフィリエイトの収益を増やしていきましょう。私はどうしても距離を縮めたい広告主がいたら、広告主やその業界の事をしっかり調べてA8フェスに臨んでいました。事前準備をしっかり行ったおかげでフェス中にも関わらず初対面の担当者の方と1時間外でお茶をしながらみっちり打ち合わせ(その広告主はブースに複数担当者がいらっしゃった)出来たこともあります。その広告主の案件に対して私はまだ月1万円も成果を上げていないにも関わらずすごく親身になってくださいました。この例では準備が大当たりしたケースで、逆に肩透かしを食らってしまう場合もありますが本当に事前準備は大切です。

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